こんにちは、ちにゃこです。
大阪のバイオリン講師で音楽教室レッスン、自宅で大人向けの教室をしています!
この曲弾きたいけど、こんなに高い音弾けないよー💦
そろそろポジション移動をしてもいい頃ね!
今回はバイオリンでより高い音の弾き方について解説するわね♪
バイオリンの演奏技術の中で、ポジション移動は重要な技術の一つです。
ポジション移動を習得することで、より高度な曲を演奏することができます。
ここでは、バイオリンのポジション移動について詳しく解説します。
ポジション移動とは
バイオリンのポジションとは、左手の指を弦の上に配置する位置のことです。
通常、第一ポジションが基本になっていて、指板の最初の位置から始まります。
それ以降、指板を上下に移動して異なるポジションに指を配置することで、高い音域の音を演奏することができます。
ポジション移動のやり方
ポジション移動を正確に行うためには、左手を弦の上で滑らせることが重要です。
弦を押さえている時はしっかりを上から力を加えていますが、ポジション移動中は力を抜いて弦の上に指を沿わせるようにして移動させます。
移動の時に弦から指が離れないように注意しましょう。
移動が完了したら、移動先でまたしっかりと指を押さえます。
第三ポジション
ポジション移動を初めてする方はまず普段押さえている第一ポジション(1stポジション)から第三ポジション(3rdポジション)への移動を練習しましょう。
第三ポジションへの移動は左手の形が重要です。
まず、第一ポジションで全ての指を押さえた状態にします。
その後1番の指(人差し指)以外を弦の上にいる状態をキープしながら上げます。
この時あげた指が弦の上から離れないように注意してください。
できたらそのまま手と腕全体を手前に、楽器の肩の部分に左手の手の平が当たるところまで移動させます。
そうすると大体第三ポジションの場所に到達できます。
この時弦上から指が離れてしまうと、手のひらが開いてしまって第三ポジションの場所より高い位置に到達してしまいます。
何度か登ったり降りたりして感覚をつかむように練習してみてくださいね♪
第五ポジション
第三ポジションの次は第五ポジションに上ることが多いです。
第五ポジションは腕を内側に入れてバイオリンの裏側のくぼみに向かって移動します。
この時も押さえていない指が弦の上から離れないように注意してください!
このくぼみの真上が大体第五ポジションになっています。
この時、くぼみ部分にしっかり親指を持ってくると場所を狙いやすいので肘を入れながら登ってみてください。
登れましたか?
勘で上るのではなく指標になるポイントを押さえてポジションを移動しましょう。
まずは、この第三ポジションと第五ポジションをマスターしましょう♪
まとめ
今回はポジション移動について解説しました。
移動のポイントは以下の通りです。
肩にポン!第三ポジションに上がれたよ!
その調子ね!安定して上がれるように何度か練習してみてね♪
バイオリンのポジション移動は、正確さとスムーズさが求められる難しいテクニックです。
今回のポイントを参考に、ポジション移動の練習をしてより広い音域の演奏を楽しんでください♪
以上、ちにゃこでした!
コメント