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こんにちは、ちにゃこです。
大阪のバイオリン講師で音楽教室レッスン、自宅で大人向けの教室をしています!
最近なんかバイオリンの音が綺麗に出なくなったなぁ…💦
弦は変えてるかしら?
弦が古くなってくると音に艶がなくなってくるわ!
バイオリンの弦は定期的に交換する必要があります。弦が古くなると音色が劣化し、演奏の質も低下します。
今回は、初心者でも簡単にできるバイオリンの弦の張り替え方をご紹介します。
準備するもの
1. 新しい弦
2. チューナー
3. クロス(布)
4. ペグコンポジション(滑り止め)
弦の貼り方
まず、前提として弦は一本ずつA→D→G→Eの順で張り替えてください。
一気に全て外してしまうと駒が倒れてしまいます。
古い弦を外す
⚫︎弦を緩める
弦を外す前に、弦を緩めます。ペグを反時計回りに回して弦を緩めていきます。
⚫︎弦を外す
弦が緩んだら、テールピースから弦を外し、次にペグから弦を取り外します。一本ずつ行うことで、駒の位置を保つことができます。
新しい弦を取り付ける
⚫︎弦をペグに通す
新しい弦の端をペグの穴に通し、ペグを時計回りに回して弦を巻き始めます。最初の巻き付けは、弦がしっかりと固定されるように注意してください。
弦はしっかり反対側に貫通させてください!
⚫︎弦を巻く
弦をペグに巻き付けていきます。弦が重ならないように注意しながら、巻いてください。
ペグが固くて回しにくい場合や、緩すぎて止まらない場合はペグコンポジションを少量塗布すると、ペグの調整ができます。
ペグコンポジション↓
テールピースに弦を取り付ける
⚫︎ボールエンドをテールピースに取り付ける
新しい弦のボールエンドをテールピースの穴に挿入します。しっかりと固定されることを確認してください。
⚫︎ブリッジを通す
弦をブリッジの溝に通します。ブリッジが倒れないように注意してください。
弦を張る
⚫︎弦を張る
弦をペグで巻き上げながら、適度な張り具合に調整します。まだ完全に張り切らず、少し緩めにしておきます。
⚫︎他の弦も同様に
他の弦も同様の手順で交換します。一度に一本ずつ行うことで、バイオリンの構造が安定します。
※E線には透明のチューブがついているものが多いと思います!駒の溝にはめて駒の溝から割れてしまうのを防ぎます。
駒にシールが貼ってあるものはこのチューブははめる必要はありません。
チューニング
⚫︎粗チューニング
すべての弦を取り付けたら、チューナーを使って粗くチューニングします。ペグを使っておおよその音程に合わせます。
⚫︎微調整
最後に、チューナーを使って音程を微調整します。すべての弦が正確な音程になるまで調整してください。
仕上げと確認
⚫︎弦の位置を確認
すべての弦が正しい位置にあるか、駒がまっすぐ立っているかを確認します。
⚫︎最終チューニング
再度チューニングを確認し、演奏可能な状態に調整します。
まとめ
今回は弦の張り替え方について解説しました!
おぉー!弦替えたら綺麗な音になったよ!
良かったわね!
何回か張り替えたら慣れてくるので、挑戦してみてね♪
バイオリンの弦の張り替えは最初は難しく感じるかもしれませんが、手順を守って丁寧に行えば、初心者でも簡単に行うことができます。
定期的な弦の交換で、バイオリンの音色を保ち、最高の演奏を楽しんでください。
以上、ちにゃこでした!
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