こんにちは、ちにゃこです。
大阪のバイオリン講師で音楽教室レッスン、自宅で大人向けの教室をしています!
バイオリンが届いたよ!
でも全然音が出ないんだ…不良品だったのかな?
ちゃんと松脂は塗ったかしら?
バイオリンを購入したら、まずすることについて解説するわね♪
新しいバイオリンが届いたときは、ワクワクする気持ちでいっぱいでしょう!
届いたら以下の手順を参考にしてみてください。
楽器を確認する
楽器が届いたらまずヒビなどの不具合がないか確認しましょう。
楽器に問題がなければ次は弓を張ってみましょう!
弓を張る
まずは弓を張ってみましょう!
弓の下の方に銀色の回せる部分があるので、これを回すと弓の毛を張ったり緩めたりできます!
弓の真ん中辺りの弓と毛の隙間が弓と同じくらいの幅になればいいです♪
弓の毛が問題なく張れることを確認できたらこのままでは音が出ないので、松脂(まつやに)を塗りましょう!
松脂は弓の毛に塗ります。新品の場合、最初は全く付いていない状態なので沢山塗る必要があります。
一度塗れたら、次回からは毎回弾く前に2、3往復で大丈夫です。
塗れたら音が出るか確認しましょう!
駒の確認
次に駒がまっすぐ立っているか確認しましょう。
駒は常に横から見て楽器の表面に対して90度になるようにしておきます。
斜めになったまま弾いていると駒が倒れてバイオリンの表面の破損につながってしまいますので、注意が必要です!
駒は弾いていると自然と傾いてくるので定期的に確認してくださいね。
アジャスターの確認
初心者さんがバイオリンの音を合わせる時、初めは全ての弦にアジャスターが付いていた方が良いです。
アジャスターとはバイオリンの音を合わせる(チューニング)時に微調整ができるものです。右に回すと音が高くなり、左に回すと音が低くなります。
ネジのようなものがいくつ付いているか確認して、1つしか付いていない場合はアジャスターを購入しておきましょう。
チューニングをする(音合わせ)
弓が弾ける状態になって、楽器の状態と付属品が確認できたらいよいよバイオリンの音を合わせてみましょう♪
バイオリンは弾く前に毎回4弦全ての弦を正しい音程に合わせる必要があります。
バイオリンの音を合わせることをチューニングと言います。
音はバイオリンの上部のペグか下部のアジャスターで調整します。
ペグは大きな音のズレ、アジャスターは小さな音のズレを調整するのに使います。
ペグは大きく音が変わるため本来の音よりも高くしすぎると弦が切れてしまいますので、慎重にミリずつ回しましょう。
チューニングには大体3通りの合わせ方があります。
チューナーで合わせる
まずはチューナーを使って合わせる方法です。
チューナーとは今出ている音が何の音のかアルファベットで示してくれるものです。
初心者さんがまず音合わせをする時はこの方法が多いです。
まず、バイオリンは442ヘルツに合わせますのでチューナーの設定ができれば合わせてください♪
バイオリンの弦は向かって左からG、D、A、Eの音になっていますので、それぞれの弦をはじくか弓で音を出すかしてこのアルファベットが表示されるように合わせていきます。
アルファベットはC→D→E→F→G→A→B→Cの順番に音が高くなります!♭は低く♯は高いという表示です。
メモリの縦線で音が高いか低いかを示しています。
ぜひチューナーを使って音を確認してみてくださいね!
ピアノで合わせる
ピアノから音を確認して合わせる方法もあります。
ピアノの場合ですとバイオリンの弦は向かって左からソ、レ、ラ、ミの音になっていますので、1弦づつ鳴らして合わせていきます!
隣の音の響きで合わせる
最後に隣の音の響きに合わせる方法です。
最初にラ(A)の音をチューナーかピアノで合わせてラとレ(D)、レとソ(G)、ラとミ(E)の様に2つの弦を同時に弾いて響きを聴いて音を合わせていきます!
この方法は初心者さんには難しいので、中、上級者さん向けになります。レッスンが進んできたらぜひ挑戦してみてくださいね♪
まとめ
今回はバイオリンが届いた時の装備確認と音合わせについて解説しました。
バイオリンが届いたらする確認事項やチューニング方法は以下の通りです。
わー!松脂を塗ったらちゃんと音が出たよ!
不良品じゃなかったんだ〜!
良かったわね!
ぜひチューニングにも挑戦してみてね♪
初の楽器購入は分からない事がたくさんですよね。
ぜひ記事を参考に購入したバイオリンの状態を確認して、チューニングに挑戦してみてくださいね♪
以上、ちにゃこでした!
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