記事内に商品プロモーションを含む場合があります
こんにちは、ちにゃこです。
大阪のバイオリン講師で音楽教室レッスン、自宅で大人向けの教室をしています!
左手の指が広がらなくてなかなか正しい音程にならないなぁ…💦
最初は左手の開き方が難しいので、今回はコツや練習方法を紹介するわね♪
バイオリン演奏では、左手の指を広げて正確な場所を押さえることが重要です。
しかし、指が十分に広がらず、思い通りに演奏できないと感じることもあるでしょう。今回は、左手の指を広げるための効果的な方法を紹介します♪
正しい姿勢を意識する
指を効率的に広げるためには、左手と腕の姿勢が重要です。
- 肘の位置: 左肘を少し内側に入れることで、指全体が弦に届きやすくなります。
- 手の角度: 手のひらが指板に対して平行に近い位置を保つと、指が無理なく広がります。
- 親指の位置: 親指は力を入れすぎず、軽くネックに添えるようにしましょう。親指の柔軟性が指の自由な動きを助けます。
指の開き方
正しい姿勢が確認できたら、指の広げ方について確認しておきましょう!
まず、指を開く時によく思われがちなのは、真横にたくさん開かなければならないということです。
指を曲げた状態でこのように真横に広げてしまうと、指先が逆に内側を向いてしまいこれ以上指の間が広がりません。
実際はこのように斜めに開かなければ指は届かないことが多いです。
この形で指を曲げるとそれほど頑張らずに先ほどより広い感覚で指を抑えることができます♪
このように、指の開く幅を広げることもある程度は大切ですが、開き方が違うだけで指の幅が全く届かなくなってしまいます。
上記のように開き方を変えて試してみましょう♪
ストレッチとウォームアップ
指を広げるためには、指や手の柔軟性を高めることが必要です。
ストレッチの例
- 各指の分離ストレッチ:
- まず、1〜4の指を押さえた状態にします。
- 1から順番に1本ずつ指を上げて、伸ばしたまま倒します。
- 元の位置に戻して、次の指に移り全ての指をストレッチします。
- まず、1〜4の指を押さえた状態にします。
ウォームアップの重要性
練習の前に軽いストレッチや指の動きを取り入れると、怪我の防止や指の動きのスムーズさに役立ちます。
指の独立性を高める練習
指を広げるだけでなく、各指を個別にコントロールする能力も重要です。
- スケール練習:
- 指を均等に広げながら、スケールをゆっくり演奏します。
- 特に4の指(小指)を意識して練習すると効果的です。
- 練習曲を練習:
- ピアノの練習で使われるハノンのように、カイザー練習曲などのような指を一定のテンポで動かす練習を取り入れます。
- ターゲット練習:
- 指を広げる目標を決め、届きにくい音程を狙ってゆっくり練習します。
セヴシックなどの短い練習で集中的に練習することをおすすめします!
- 指を広げる目標を決め、届きにくい音程を狙ってゆっくり練習します。
適切な楽器サイズを使用する
指が広がりにくい原因が楽器のサイズにある場合もあります。
- 子供や手の小さい人は、適切なサイズのバイオリンを使用することで指の可動域が改善されることがあります。
通常の大人サイズは4/4ですが、身長が145㎝以下の方や、腕が短い方は4/3サイズの楽器の方がサイズが合っていることもあります。 - 必要に応じて、楽器店や講師に相談して自分に合った楽器を見つけましょう。
練習に取り入れる工夫
実際の演奏中にも、指を広げる意識を持つことが重要です。
- ゆっくり練習: 最初はテンポを落として、指を正確な位置に広げる感覚を身につけましょう。
- ポジション練習: 開放弦や基本的なポジションで指を広げる練習を行います。
- ミラーを活用: 自分の指の動きを鏡で確認しながら練習することで、フォームを改善できます。
まとめ
今回は左手の指を広げる方法について解説しました。
ずっと指が開かないと思っていたら開き方が違っていたみたい!
開き方を変えるだけで指が楽に開いたりするので、ぜひ試してみてくださいね♪
指を広げる練習は時間がかかる場合があります。無理をして痛みが出るようであれば、休憩を取り、必要に応じて専門家の指導を受けましょう。
指を広げるためのトレーニングを日常的に取り入れることで、演奏の自由度と正確性がアップします。根気よく取り組み、無理なく進めていきましょう♪
以上、ちにゃこでした!
コメント