【押さえ方の秘訣】小指が届かない時

こんにちは、ちにゃこです。

大阪のバイオリン講師で音楽教室レッスン、自宅で大人向けの教室をしています！

バイオリンの演奏において左手の小指がしっかり届かないという悩みを抱える方は少なくありません。

特に始めたばかりの方にとっては、指の届き具合が演奏の上達に大きな影響を与えることがあります。この記事では、左手の小指が届かないときの対処法をいくつかご紹介します。

正しいポジションを確認する

まずは、正しい左手のポジションを確認しましょう。

• 左手の位置: 左手の親指がバイオリンのネックの後ろにしっかりと位置していることを確認します。親指がネックの後ろをしっかり支え、他の指が自然に広がるようにしましょう。

1の指を下げた時に手のひらがついていかないように、人差し指を単体で移動させましょう♪

• 手首の位置: 手首が過度に曲がっていないか確認し、自然な形でバイオリンのネックを握ることが大切です。

手の平がネックに苦かないように持ちます。

親指の付け根に空間ができているか確認しましょう♪

手のストレッチと柔軟性を高める

手のストレッチや柔軟性を高めることで、小指の届き具合を改善できます。

• 指のストレッチ: 右手で左手の指を一本ずつ優しく引っ張り、ストレッチを行います。特に小指を重点的にストレッチしましょう。
• 手のひらのストレッチ: 両手を合わせて指を組み、手のひらを外側に向けて伸ばすストレッチも効果的です。

指の独立性を養う練習

小指の独立性を高めるための練習を取り入れましょう。

• フィンガーエクササイズ: 指の独立性を高めるためのエクササイズを行います。例えば、左手の指を一つずつ持ち上げる練習をすることで、各指の動きを独立させることができます。
• 簡単なエチュード: 小指を多用する簡単なエチュードやスケール練習を取り入れ、小指の動きを強化しましょう。

楽器の調整

バイオリンの調整が必要な場合もあります。

• 駒の高さ: 駒の高さが適切でないと、指が届きにくくなることがあります。楽器店で駒の高さを調整してもらいましょう。
• ネックの太さ: ネックが太すぎると指が届きにくくなることがあります。必要に応じて、楽器店で調整を依頼しましょう。

正しい姿勢と持ち方

正しい姿勢と持ち方も、指の届き具合に影響します。

• 肩当ての調整: 肩当ての位置や高さを調整し、自分に合った姿勢で楽器を持つことが大切です。肩当てが適切でないと、手のポジションが不自然になり、小指が届きにくくなります。

• 自然な腕の位置: 左腕がリラックスし、自然にネックを支えられるようにしましょう。腕が緊張していると、指の動きが制限されます。

練習の工夫

練習方法にも工夫が必要です。

• テンポを落とす: 小指を使う部分をゆっくりと練習し、正確に指を届かせる練習を行います。徐々にテンポを上げていくことで、スムーズに小指を使えるようになります。
• 部分練習: 小指を使うフレーズを部分的に練習し、繰り返し練習することで指の届き具合を改善しましょう。

まとめ

今回は小指が届かない時の対処法について解説しました。

左手の小指が届かないときは、焦らずに対処法を試してみましょう。

正しいポジションの確認、手のストレッチ、指の独立性を養う練習、楽器の調整、正しい姿勢、そして工夫した練習方法を取り入れることで少しずつ改善していくことができます。これらの方法を試しながら、楽しくバイオリンを練習していきましょう♪

以上、ちにゃこでした！