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こんにちは、ちにゃこです。
大阪のバイオリン講師で音楽教室レッスン、自宅で大人向けの教室をしています！
バイオリンって最初は音出ないよね…
そんなことないわ！バイオリンは正しいポイントを押さえておけば、実は最初から綺麗な音が出るのよ♪
「バイオリンを弾くとギーギーとした音しか出なくて難しい」という印象を持つ方も多いのではないでしょうか？
確かにバイオリンは最初に正しい弾き方を覚えるまで時間がかかることもありますが、コツをつかむと意外と簡単に美しい音が出せます。
今回は、初心者でもすぐに実践できるバイオリンで綺麗な音を出すコツを解説します♪
ギーギー音の原因と解決方法
まず、バイオリンから出るギーギー音の原因を知ることが大切です。以下に主な原因とその解決策をまとめました。
1. 弓の圧力が強すぎる
- 原因: 弓を弦に押し付けすぎると、弦が振動しにくくなり、ギーギーとした音が出ます。
- 解決方法: 弓を軽く持ち、弦の上を滑らせるようなイメージで弾いてみましょう。力を入れずに腕の重さを自然に使うことがポイントです。
2. 弓の速度が遅すぎる
- 原因: 弓を動かすスピードが遅いと弦の振動が不安定になり、雑音が混ざります。
- 解決方法: 弓を一定の速度で動かすことを意識しましょう。速すぎず遅すぎず、安定した動きが綺麗な音を生み出します。
弓の圧力とスピードは比例させると綺麗に音が出やすいです！
弓の圧力をかけたいなら弓のスピードを早く、弓のスピードをゆっくり動かしたいなら圧力はぬくという感じです♪
3. 弦に松脂が足りない
- 原因: 弓毛に松脂が十分についていないと、弦を滑りやすくなり、音が出にくくなります。
- 解決方法: 弓毛に均一に松脂を塗りましょう。ただし、塗りすぎも雑音の原因になるので注意が必要です。
4. 弓の角度が正しくない
- 原因: 弓が弦に対して適切な角度で当たっていないと、きれいな音が出ません。
- 解決方法: 弓が弦に対して垂直になるように注意しながら弾いてみましょう。鏡を使って確認するのもおすすめです。
5. 弓を置く場所がずれている
- 原因:弓の置く場所が指板に寄りすぎていたり、駒に近すぎていると綺麗な音が出にくいです。
弓の置く場所は、駒と指板の真ん中あたりが一番音が出しやすいです♪
- 解決方法:綺麗な音が出ていないなと気づいた時点で一旦止まって姿見などで弓の位置を確認しましょう。
６. 左手がしっかり押さえられていない
- 原因:ギーギー音は右手だけの問題だと思われがちですが、左手が原因の場合もあります。
左手の弦を押さえる力が弱いと綺麗な音が出にくく、ギーギーした音が出やすくなります。 - 解決方法:
弦を押さえている指がしっかり指板に触れるくらいまで押さえられているか確認しましょう！
初心者でも綺麗な音を出すための練習方法
1. ロングトーン練習
- 弓をゆっくり動かしながら、1本の音を安定して長く伸ばす練習です。音の出し方に集中できるので、初心者に最適です。
- ポイント:
- 弓の動きを均一に保つ
弓の元と先で重さが違うので、一定の速さで弓全体を使いながら圧力のかけ具合を調整する練習をしましょう！ - 音程を正確に取る
- 弓の動きを均一に保つ
2. 弦ごとの練習
- 1本の弦だけを使って音を出す練習をします。各弦の感覚に慣れることで、無駄なギーギー音を防ぐことができます。
「バイオリン教室・上巻」は子供のためのと書いてありますが、１弦だけで弾ける曲や２弦だけで弾ける曲が多く載っているので、基礎練習を楽しく曲を使って練習したいという大人の方にもおすすめの教本です♪
3. 弓の持ち方を確認する
- 弓の持ち方が間違っていると、力加減がうまくいかず、雑音が出やすくなります。正しい弓の持ち方を覚えることで、音が格段に良くなります。
バイオリンを始める方へのアドバイス
正しい姿勢を保つ
- 綺麗な音を出すためには、正しい姿勢が大切です。猫背にならず、肩と腕をリラックスさせましょう。
最初はシンプルな曲から始める
- 難しい曲に挑戦する前に、シンプルな曲で基本的な技術を身につけましょう。
- 例: 「なべなべそこぬけ」「きらきら星」など♪
良い道具を使う
- 安すぎるバイオリンだと弦と弦の幅が狭すぎたり、駒の高さが高すぎたりしてしまうことがあります。駒の高さは工房で調整してもらえますので、高すぎる場合は調整してもらいましょう。
- 適正な価格の初心者用のバイオリンでも、適切に調整されたものを使うと音が出しやすくなります。また、質の良い松脂や弓を選ぶことも重要です！
まとめ
今回はバイオリンは最初はギーギーなっちゃうのか！？について解説しました！
ギーギーなるのにも色々な原因があるんだね！
そうね！紹介した解決方法を一つずつ試してみて綺麗な音を出す練習の参考にしてみてくださいね♪
バイオリンでギーギーとした音が出るのは初心者にとってよくある悩みですが、ちょっとしたコツを覚えるだけで綺麗な音を出すことができます。
正しい弓の持ち方や姿勢を意識しながらシンプルな練習を繰り返すことで、誰でも簡単に美しい音色を楽しむことができます。
ぜひ、バイオリンの魅力を感じながら、試行錯誤して練習を続けてみてください！
以上、ちにゃこでした！
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